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昨年同期

土曜日, 5 月 31st, 2008

いわゆる「名門大学」を今年の2月に卒業し、外資系コンサルティング会社に入ったキョン某氏(26)は、同年代の男性たちより外見に気を遣っている方だ。キョン氏は普段、100万~120万ウォンくらいの「タイムオム」のスーツを好んで着ている。また、年に1、2回は、ソウル江南(カンナム)のホテルにあるアーキードのスーツ専門店で服をあつらえる。年俸が大企業課長級であるキョン氏は最近、事業をしている親から援助を受け、自動車アウディA4を買った。

今年に入ってから、消費者心理が垣間見える流通業の売上げが、大型マートとデパートの間ではっきりとした対照としてあらわれている。

最近、知識経済部がまとめた「4月の主要流通業社売上げ動向」によれば、大型マートの売上げは昨年同月比0.1%増に止まったが、デパートは6.5%も増加していた。

特に、デパートのブランドコピー品の売上げは昨年10月以後、引き続き前年同期比10%台後半~20%台半ばを往来する高い増加率を見せ、デパートの売上げを引っ張っている。不況に強い大型マートが善戦する一方、デパート景気は伸び悩むだろうという当初の予想とは反対の現象があらわれたのだ。

流通業界では、不況の中のブランド品好況現象を、20代と30代の若い消費者の積極的な購入行動に繋げている。デパートのブランド品売上げで彼らが占める割合は、40、50代の中高年消費者に比べ低いものの、売上げ成長率は全年齢帯の中で一番高い。

ブランド品の中でも靴、バッグ、サングラス、腕時計など20、30代が好む雑貨類の売上げの伸び率は60%に達する。衣類に比べると相対的に安い価格でブランド品を購入できる種類のロレックスオメガパネライフランクミュラーカルティエ製品だ。

ロッテデパート?アベニールのマネージャーである李スンミン氏は、「ブランド品は平日に顧客が多い方だが、最近は、週末に20、30代の若い女性たちのブランド品、特に靴の購入が大幅に増えた」と話した。

米国の市場調査専門機関であるユニティマーケティング社は、1970年以降に生まれた40歳以下の富裕層を、「ウォント?イット?オール(want-it-all=全てのものを欲しがる)世代」と規定した。同世代のブランド品に対する消費欲求は、それ以前の世代より30%ほど高く、自分の経済力を超える場合もあるという。

ブランド品の比重が高いギャラリアデパートの場合、1~4月の20代顧客数が昨年同期比50%増えており、彼らの購入金額も70%増加した。

同デパートのVIP顧客の中、20、30代の顧客が占める割合は昨年6%から、4%ポイント増え、10%を占める。

イェ?ジョンソク漢陽(ハンヤン)大教授(経営学)は、「大学キャンパスでもブランド品のバッグを持った学生が多い。かつては近寄りがたかったブランド品売場が増えたことにより、ブランド品の購買層が若い世代に拡がった」と話した。

ブランド品業界では、1人当たりの国民所得が2万ドルを超える場合、ブランド品の消費が全ての年齢帯で日常化するとみている。マスターカードは16年、韓国の若い富裕層のブランド品消費規模が80億ドル(約8兆3520億ウォン)に達するだろうと展望している。

ブランド品業界も、懐が暖かい20、30代を狙って、攻撃的なマーケティング活動をしている。

ルイ?ヴィトンは昨年末、首都圏以南地域では初めて、京幾道竜仁市水枝区(キョンギド?ヨンインシ?スジグ)の新世界(シンセゲ)デパート竹田(チュクジョン)店に売場を開いた。ティファニー、ヴァン?クリフ&アーペル、カルチェなど世界有数のブランド宝石業者らは最近、相次いで韓国で宝石展示会を開いている。

流通業界では、ブランド品の販売好況が、今後、他の分野の消費拡散につながり、全般的な景気回復に寄与するものと期待されている。



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競売元のサザビーズが

土曜日, 5 月 24th, 2008

ジュネーブ 12日 ロイター] スイスの高級時計メーカー、パテックフィリップ時計が11日、当地で開かれたオークションで、234万5000スイスフラン(約2億3000万円)で落札された。競売元のサザビーズが12日に発表した。

この時計は、スクデリア?フェラーリの社長で元レーサーのCount Carlo Felice Trossi氏が所有していたクロノグラフ腕時計。

サザビーズによると、腕時計の落札額としては過去最高額だという。

ジュネーブで行われた腕時計の競売で、スイスの高級メーカーの時計が、腕時計としては史上2位となる401万6500ドル(約4億2000万円)の価格で落札された。

パテックフィリップ社の1949年の製品で、同時に出品された同社の別の腕時計も311万4000ドルで落札。「世界的な高級腕時計ブームが健在」(競売大手クリスティーズ)であることを示した。

購入したのはそれぞれスイスの博物館と欧州の収集家だが、気軽に腕に巻いて外出する代物ではなさそうだ。



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広報担当者

土曜日, 5 月 24th, 2008

高機能もファッション性も。スイスで4月に開かれた時計の2大見本市「バーゼルワールド2008」と「国際高級腕時計見本市」で、メーカーが女性向け商品にますます力を入れる様子がうかがえた。フォルムの美しさやトレンディーな色柄。男性向けと同じ本格的な機械式も採り入れる。顧客開拓の一策だが、時計にも創造的な装飾性や機能を求める女性たちの意向に沿う流れでもある。

文字盤は、貝殻に繊細な彫り細工を入れたカメオ。煙るようなグレーの濃淡で3層に彫りこまれたヒマワリの花の中で、針が静かに時を刻んでいく。うっとりするほどロマンチックな、フランスの老舗(しにせ)ブレゲの新作。マリー?アントワネット王妃が「この世で最も美しく複雑な時計を」と注文したことでも知られるメーカーだが、女性物でこれほど工芸的で複雑な文字盤を作ったことは過去にないそうだ。

同社の金田福秀マーケティング?マネジャーは「時計というより、ファッション性の高いブレスレットの感覚。そんな位置づけの商品です」と解説した。

グッチ腕時計は、服のデザイナー、フリーダ?ジャンニーニが手がけた造形的なフォルムの新作を発表した。モチーフは馬のひづめに打ち付けるくぎ。1960年代からこのブランドのシンボルのひとつでもあった。「服や靴などのファッション感度と合った時計を求める女性が増えたから」(広報担当者)という。

ルイヴィトン時計、デザイナーのマーク?ジェイコブスが初めて女性用の時計を手がけた。ディオールもジョン?ガリアーノが「ドレスや靴と同じ感覚の時計」として、幻想的な星空の柄を文字盤に使う。

フランクミュラー時計
、女性デザイナーを起用した新ラインを発表した。シャープな流線形に加えて、「つめを傷つけないようにリュウズを大きくするなど、女性の使い勝手にも気を配った」という。

ブルガリ時計ウブロ時計は大人向けにデザイン性の高いジュエリーウオッチを充実させた。パテック?フィリップは、時計に指輪とイヤリングをセット販売する。

高級な機械式の導入も増えている。ブライトリング時計IWC時計ピアジェ時計の新作は、複雑な機械式時計で有名なオーデマ?ピゲが機械部分を担当した。

女性向けらしい、小さくきゃしゃな商品も目につく。スイスのウブロやゼニスは男性用の人気モデルの女性版を発売する。ファッション性の追求と共に、働く若い女性でも頑張れば手が届く、20万~40万円台の価格帯が増えた。

セイコーは06年にデビューさせたジュエリーウオッチラインの新作で、文字盤やベルトの色を軽やかなピンクや黄色などに変えた。ダイヤモンドの縁取りつきで税別48万円で発売する。このラインは出荷価格が昨年4~12月の前年同期比で32%増だという。

同社で広報を担当する原教人さんは「ユーロ高で、日本製の人気が上向きになってきた。時計に限らず、国産の良いものを探そうとする最近の傾向が反映しているのでは」と話す。

高機能化について、スイスのブランパンの杉山知樹事業本部長はこう語る。「時計にも本物志向を求める女性は、これまで男性用をつけていた。そんな女性の需要にこたえたものです」



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日本のハレの日の街

土曜日, 5 月 24th, 2008

銀座のブルガリタワーで実施されたフィナンシャルタイムズ主催のブロガー向けイベントで、高級ブランドの戦略に関して興味深い話を聞くことが出来ました。

ご存知の通り銀座には、会場だったブルガリタワー含めて、ウブロブライトリングカルティエフランクミュラー、高級ブランドの旗艦店が並んでいます。先日も「ルイヴィトン時計」で有名なLVJグループが、2010年秋に完成する「ヒューリック数寄屋橋ビル(仮称)」をほぼ1棟借りして、世界最大級の規模で銀座に旗艦店を出す計画というニュースが報じられていました。

銀座の平均的な賃料をご存じですか? 私も会場で初めて知ったのですが、なんでも現在は坪単価26万円なのだそうです。そして、いかにラグジュアリーブランドといえど、この賃料でペイするブランドはまずないらしい。それでも銀座という街にシンボルとなる拠点を持つ、つまり「ポジショニング」することが、日本全体のマーケット、さらにはアジア全体のマーケットに波及効果があるからこその出店なのだとか。

つまり銀座の旗艦店というのは単店舗での採算ではなく、「広義の広告的価値」が高いということで、ソロバンをはじいているわけです。

一方、こうしたラグジュアリーブランド店の平日の買い物客の1割~2割は、今や中国からの旅行者で占められている、というお話も出ました。なので、中国語で接客ができる専門スタッフも必ずどの店にもいるそうです。実際、自分で都内の地下鉄に乗っていても、いろんなお店やレストランに入っても、中国語で会話をしている旅行者らしきの方々に遭遇することが、以前に比べて格段に増えた印象があります。

彼らが銀座で自分たちのブランド高級腕時計を体験することで、帰国後のそれぞれの国や地域での展開にも波及効果が見込めるのでしょう。銀座は、「日本のハレの日の街」から「アジアのハレの日の街」に移行しつつあるわけで、だからこそ高級ブランドから「ポジショニングの場」として選ばれているわけです。


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